| ♪メルマガVOL.190の絵本♪ | |
| RAINBOW FISH and the BIG BLUE WHALE(虹色のさかなと大きなくじら) | |
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あのきらきらうろこのさかなたちがその後、どうしているのでしょう? このお話には、新しいなかまの「しましま」も加わってますます にぎやかにきれいな青い海を泳ぎまわっているんです。 でも、そんな平和な海にも大きく、怪しい影が。 今回もまた、友達について考えさせてくれるすばらしいお話です。 どうして争いは起きるのか、どうしたら解決するのか、無益な戦いを しないためには…。 魚たちのいる海の中で起こったことは、私たちにも起こりうること。 このお話に込められたテーマを考えると、今の世界に思いを はせずにはいられません。 | |
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新しい仲間、しましまもいっしょに虹色の魚たちはえさのたくさんある青いサンゴの海で楽しく暮らしていました。 そこへ一頭の心やさしい年寄りクジラがやってきて、虹色のさかなたちをじっと見つめていました。 くじらは虹色のさかなたちを食べようとしているのでしょうか?その美しさに見とれていただけでした。 でも、些細なことからくじらは怒って大暴れします。美しい海は荒れ果て、食べきれないくらいたくさんあったえさも すっかりなくなってしまいました。無益な戦いと悲惨な結果に虹色のさかなは勇気を出してくじらと話し合います。 誤解が解け、虹色のさかなたちとくじらは美しい海でともに生きていくことになりました。 |
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| ちょこっと本文<前編> | ちょこっと解説<前編> | ||||||||||||
A long way out in the deep blue sea, Rainbow Fish and his friends swam happily through the reef. Each of them had a glittering silver scale ――― except for one little striped fish, but he belonged to the group anyway. One day a gentle old whale swam by the reef and decided to stay. He liked the spot, since he too ate the krill that were so plentiful there. And he enjoyed being around the glittering fish. Often he drifted along, watching them for hours, admiring their beautiful silvery scales. |
◆ except for〜:〜を除いて ◆ krill:おきあみ ◆ plentiful:十分な 豊富な ◆ drifted<drift:ゆらゆら漂う ◆ admiring<admire:誉める 賞賛する | ||||||||||||
深い青い海の中、虹色の魚たちはみんなで楽しく暮らしていました。 もちろんみんなあのうろこをきらきらさせて。きらきらうろこのない新しい仲間のしましまも一緒に。 ある日年とったやさしいクジラがやってきてここにとどまることにしました。食べきれないほどのえさがある この場所が気に入ったのでした。 それに、きらきらとうろこを輝かせて泳ぐ魚たちの群れを見ているのが好きだったのです。 しばしばゆったりとあたりを泳ぎ、何時間もその美しいきらきらうろこをうっとりと眺めていました。 | |||||||||||||
| ちょこっと本文<後編> | ちょこっと解説<後編> | ||||||||||||
The two talked for a long time. The whale told Rainbow Fish how hurt and angry their hostile words had made him. "I never meant to harm you," said the whale, "just scare you a little." Rainbow Fish was ashamed. "I'm sorry," he said. "But when we saw you watching us all the time, we were afraid you might eat us." The whale looked surprised. "I watched you only because your shining scales are so pretty," he said. They both laughed. "Come now," said the whale. "Let's find new hunting grounds." |
◆hostile(ホスタイル):敵意 ◆harm:害を与える ◆scare:怖がらせる ◆was ashamed<be ashamed:恥ずかしがる ◆hunting<hunt:狩をする | ||||||||||||
二人は長いこと話し合った。 クジラは虹色のさかなたちの言葉にどれほど傷つき、また腹が立ったかを話した。 「君たちを襲うつもりは全然なかったんだ。 ただ少し懲らしめてやろうと思ったのさ」とクジラは言った。 虹色のさかなは恥ずかしくなった。「ごめんよ」と言った。 「でも、きみが僕たちのことずっと見つめていたから、僕たちを食べるつもりなんだと思っちゃったんだ」 クジラはとても驚いた。「ただ、君たちのうろこがきらきら光ってきれいだなーて見ていただけなんだよ」と言った。 二人は大笑いした。 「さあ、行こう」クジラは言った。「新しい餌場を探そうぜ」 | |||||||||||||
!!Speak OUT クジラのセリフ"I never meant to harm you,"から、 meantを使ったイチコロの一言。 ●I am meant for you.:私はあなたのものよ。 ●You were meant for me.:あなたが私の運命の人だった。 ※meant<mean=意味する ●I mean it.(アイ ミーニット)本気だよ。 !Exercise&Talk いろんな気持ちになってみよう。 ●I am scared.:突然で、びっくりしておびえる。 ●I am afraid.:心配して、懸念して恐い。 ●I am ashamed.:恥ずかしい。 ●I am surprised.:びっくりする。驚く。 |
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このお話に出てくる「hostile=敵意」という言葉はとても強い印象を与えますが、ちょっと不機嫌なムードで 発した一言が原因で生まれた感情なんです。 何気ない一言のつもりが大きな誤解を生み、無益な争いを引き起こす。 周りを見回すとそんなことはあちこちで起こっているように思えます。 相手をよく知らずに偏見で物を言う、判断してしまうことってしてしまいがちです。子供にはなるだけいろんな経験を させ、いろんな人に出会い、その違いをきちんと受け止め、尊重できるようになってほしいとつくづく思います。 というわけでうちでは「食わず嫌い」は許されません。食べてみてから好きか嫌いか言いなさい、というわけです。 これは食べ物に限った話ではないつもりですが。 | |||||||||||||
ちょっと重いテーマのように書いてしまったかもしれませんが、実際はやさしく思いやりのある虹色のさかなが 問題を解決していくストーリーはすがすがしい読後感をもたらしてくれますよ。 年月が経つにつれ、幼児のように先入観のない人間関係を築くことがやがて難しくなったりしませんか? いろんな経験が時には邪魔をして、見た目で不信感を抱き、判断してしまうことってありますよね。 虹色のさかなのように新しい出会いをすばらしいものにしたいなとつくづく思ってしまいました。 | |||||||||||||
ジェイままがアメリカから直接輸入しているので、アメリカと同じ値段なんですよ! 他にも楽しい絵本がいっぱいあるので、ぜひのぞいていってくださいね。 ジェイままの全訳をつけてお届けします。お楽しみに♪ |